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ZEROの衝撃
2006-11-23 Thu 08:04
 ついに来ました、フェイトゼロ。私的にはこれ以上ないファンディスク(あるいは誌)。ぶっちゃけHAが発表された時よりも楽しみだったりします。
 詳細は未だ不明ですが、期待は裏切られないと信じてます。早い話、私は外道な正義の味方と悩める聖職者が見られればそれ以上望むことはありませんので。いずれにせよ来月十二日の続報を座して待ちたいと思います。
 ゼロの衝撃によってあるいは再び拙作を凍結し、そして今度は再開しなくなるかもしれませんが、その時はその時ということで。その場合個人的には、あるいは月聖を完結させられる以上に幸せな終わり方となるかもしれません。ゼロ万歳。
 続きを書くモチベーションが根こそぎ奪われるほど彼らが深く掘り下げられることを、一ファンとして楽しみにしたいと思います。では。
 
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状況
2006-11-18 Sat 11:17
 真昼間から更新。最速です。一月かかりませんでした。
 とはいえ更新したのは短い幕間。しかも登場するのは「彼女」とむさいおっさん一人という体たらく。Lustは本来もう少し後にまとめて掲載する予定だったのですが、分割して前半のそのまた半分を二十話と二十一話の間に差し込みました。結果、何やらよくわからない話になっているかもしれませんが、お付き合い頂ければ幸いです。
 特に彼女の真名に確信に近い予想をお持ちの方には、余計首を捻る幕間となったかもしれません。こちらでは結構(?)な知名度を誇りきちんと奉られたりもしている彼女ですが、どうも私的にそのままサーヴァントとすることに違和感があり、このような過去と設定を捏造させていただきました。「月聖」における彼女はこういった存在だと、何卒ご了承ください。
 では、これにて。
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テスト前日に机の掃除をする学生の如く
2006-11-03 Fri 15:46
 公約(?)通り本編が一歩進んだので、ついでにあなざーを掲載。
 二日連続ですよ、お客さん。今月は強化月間なので、来週も来てやってくださいな。


 ……嘘をつきました。すみません。次回もやっぱり、予定は未定です。
 切羽詰ると何故か余計なことをしたくなる。そんな文化の日。


 >まってました!
 お待たせしました!今後も待たせます!
 ……これが冗談にならないから恐ろしい。とりあえず今回で山一つ越えました。そして目の前には、山がもう一つ。
 それさえ越えれば一気に!……行くといいのですが。
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天天13
2006-11-03 Fri 15:27
 第六次聖杯戦争。七騎のサーヴァント達が最強を証明せんと競い合うこの戦いにあって、召喚されるのはいずれ劣らぬ英霊という名の怪物たちである。
 ランサー、アーチャー、ライダー、バーサーカー、そして『セイバー』とアサシン。キャスターを除いた全サーヴァントが何らかの形で刀剣の類を佩いていた今回の戦争にあって、アサシン佐々木小次郎こそは紛れも無く最速にして最巧の剣士であった。一刀必殺を信条とするこの天才の剣速と剣技は、彼の槍兵や騎兵は無論のこと、今回剣士(セイバー)のクラスで召喚された宮本武蔵玄信すらも凌駕する。
 最強の剣霊すら凌ぐ、無銘の天才。加えてアサシンには、刀身五尺の長刀・物干し竿による間合いの利が存在する。剣速、剣技、間合いの三点で『セイバー』の上を行くアサシンが、通常剣戟で遅れをとることなどありえない。それでもあえてこの天才の欠点を指摘するならばその非力であろうが────彼の長刀が描く軌跡の速度と技は、その欠点を補って余りある。

「────じゃっ!!」
 
 常人ならば振る事すら困難であろう長刀が、雷光へと変わる。視認はできぬ、反応は許さぬ。その一刀一刀が必殺である剣撃が、尽きること無き幾閃の光となって、宵闇を走り抜けていく。
 花散るよりも儚く、大空を舞う鳥よりも優雅に、地を走る風よりもなお速く。
 月の光すら斬り殺しかねぬ剣撃は、乱舞となって必殺の領域を形成していた。触れれば斬る。踏み込めば殺す。彼の細腕に五尺を加えたその空間において生存を許されるのは、ただこのアサシン当人のみである。
 その、剣撃で形成された不可侵の聖域に、

「ぉおおああ!!」

 怪物を超えた獣が、咆哮をあげ突進した。
 両手に担うは長短一対の太刀脇差。その二刀を以って獣はアサシンの聖域を斬り開き、蹂躙する。迫り来る銀光を太刀で薙ぎ払い、返しの一撃を脇差で捌き、ついに己が間合いへと到達した『セイバー』は、迷うことなくアサシンの眉間へと太刀を叩き落とした。

「────ぜっ!!」

「ぬ───────」

 呼気と共に放たれた斬撃を長刀で受け止め、両腕に伝わるその威力に、アサシンは思わず瞠目する。
 強いのではない。弱いのでもない。驚嘆すべきは、その絶妙な力の配分である。『セイバー』の一撃はアサシンの命を絶つのに十分な威力でありながら、それ以上の無駄が一切無い。

「…………」

 ふとアサシンはその光景を想像した。例えば今の一撃、受け止めねばこちらの頭上より股間までを両断しただろう。だがその後、こちらの正中線を斬り抜けた後の『セイバー』の剣は、あるいは小枝の一本、木の葉の一枚ですら斬らぬのではないか、と。
 強くも無く、弱くも無い。ただ相手を斬るに相応しい力の込められた剣撃。
 過不足無い力と共に『セイバー』の剣に込められているのは、単純にして明快な“斬る”という唯一つの意思である。雑念は無論、あるいは殺すという結果すらも意識せず、『セイバー』はアサシンの身体を斬りに行く。

「ぬあっ!!」

 咆哮一閃。首を刎ね飛ばしに来た『セイバー』の太刀を、アサシンは迎撃した。刃がぶつかると同時、速度で勝るアサシンの長刀は、舞い散る火花が消えるよりも速く『セイバー』へと疾走する。
 その一撃を『セイバー』は、振りぬいたはずの太刀で悠々と受ける。受け止められる。
 ────速い、とアサシンは断じた。驚嘆するのでなく、忌むのでもなく、ただそう結論した。剣速では彼に分がある。だが代わりに『セイバー』は攻守から────とりわけ過ぎたる力を込めぬ攻撃は無駄の無い分、自然体へと戻るまでの速度が異常なまでに速い。
 
 アサシンの長刀の間合いから、『セイバー』の太刀が届く距離へ。黒衣の剣士はそれよりさらに接近せんと踏み込んだ。それを見たアサシンは後方へと跳躍し、大きく間合いを離しながら無音で石段に降り立つ。

「ちぃ────」

 笑みを浮かべながら舌打ちし、『セイバー』もまた石段を後ろに数段上った。両剣士の距離が、さらに開く。
 一定以上後退すれば『セイバー』がそれ以上踏み込んでこないことは、既にアサシンの知るところである。彼らの戦場となったこの柳洞寺の石段は長いが、無限に続くわけではない。『セイバー』が現在のように上方に陣取ることの利を維持し続けようとするなら、石段を降り切るわけにはいかぬのが道理。
 
「────く」

 改めて『セイバー』の全身を視界に収め、アサシンはその秀麗な顔に微笑を浮かべた。
 立ち位置に拘る『セイバー』を嘲ったのではない。逆だ。最早疑いようも無く極上の剣であると断ずる男が、遠慮も油断も無く己を斬りに来ている事が、何とも喜ばしかった。
 最速の一撃を以って、なお斬られずにいてくれる相手。一瞬でも気を抜けば、易々とこちらの命を絶つであろう敵。
 ああ、本当に。

「今宵の月は、美しい」

『セイバー』の背後に浮かぶ月を見つめ、アサシンは呟いた。既に『セイバー』との剣戟は優に百を超えるだろうが、それでも月を愛でると同じく、飽くことが無い。

「ふむ────」

 だが、それでも、そろそろ何らかの変化が欲しいという想いもまた、事実であった。
 仕掛けてみるか────決意というほど強いものでなく、自然、思い浮かんだ考えに身を任せてアサシンは石段を蹴った。一足飛びに石段を駆け上がり、一呼吸の間に間合いを詰める。
 互いの間合いは、既に知れている。優雅に石段を駆ける暗殺者は、そのまま己が長刀の届く距離へと進み。

「────!」

 其処からさらにもう半歩、石段一つ分踏み込んだ。
 アサシンと『セイバー』。彼らが最も好む間合いより半歩短く半歩長い、両者にとって微妙な距離である。その位置にあってアサシンは、それでもこの間合いであれば、眼前の剣霊が容赦なく打ち込んでくる事を、既に見切っていた。

 自然体から一瞬、攻勢へと転じた『セイバー』の切っ先が僅かに動くと同時。

「────ジャッ!!」

 暗殺者の長刀が、今宵の最速をもって剣士の首筋へと疾走した。
 拍子を読み切り先を取った、神速必殺の一撃であった。その瞬間、攻勢へと移行していた体は無論のこと、完全に心を“打ち気”へと転じていた『セイバー』に、これを防ぐ術は無い。
 避けることも受けることも、悟ることすら許さぬであろう速度と拍子で放たれた一撃は、そのまま『セイバー』の首筋へと吸い込まれ────

「────ぬ」

 ────突如として滑り込んできた脇差によって、苦も無く受け止められた。
 不可避のはずの剣撃を受け止めた獣が、獰猛に牙を剥く。 

「多芸だな、アサシン。読みも悪くない。────が」

 意外なほどに真白い『セイバー』の歯が、鮮明に闇夜に映えた。見切りと拍子。それは本来、この剣豪こそが得意とするところである。
 受けた脇差で、アサシンの長刀を押さえに掛かると同時、触れ合う刃を擦り合わせるように。

「後にせよ対にせよ、先を取った程度でわしの首は獲れんぞ────!」

 踏み込み、『セイバー』は己が領域へとアサシンを引きずり込んだ。
 振り下ろされる『セイバー』の太刀。それを見たアサシンは、その場で右足をだけをついと引いた。半身の姿勢となったのは無論迫り来る太刀を避けるためであり、同時に己の獲物を『セイバー』の脇差から外すためである。
 過不足無き力の込められた太刀が、アサシンの正面を通過する。鼻先を走り抜けた際の距離など、果たして一寸もあったかどうか。

「────ふむ」

 頬を撫でる剣風すら、この男は愛でたのか。うっすらと微笑を浮かべたアサシンを、獣の牙が再び襲う。息つく暇など与えようはずも無い。ここは既に、太刀どころか一足で脇差すらも届く『セイバー』の領域である。

 ────そこは、決して踏み越えてはならぬ死線の内だった。

 『セイバー』宮本武蔵玄信。この男はその死線の内において、何者をも寄せ付けぬ最強力と化す。史上に並ぶ者なき不敗の剣豪。天下無双の二天一流。本来不可能であるはずの、二刀における“制約無き自由自在”を体現するこの剣豪を相手に、脇差の届く距離にまで間合いを詰めることの意味を、これまでの剣戟で悟れぬアサシンではない。
 間合い剣技剣速。アサシンの有する三つの利が、その瞬間に残らず殺された。間合いは既に無く、この距離では獲物の長さが仇となり長刀を満足に振るうことは許されない。
 それでも、未だアサシンの剣は『セイバー』より速い。この侍ならば『セイバー』が太刀を二度振るう間に、己が長刀を三度走らせることができよう。
 その、本来残るべき剣速という名の利は、しかしこの距離この獣相手ではまるで意味を成さなかった。
 確かに、アサシンの長刀は未だ『セイバー』の太刀より速い。だが二刀を担う『セイバー』は己が太刀を二度振るうと同時に、脇差をも二度振るえるのである。
 太刀で二度。脇差で二度。アサシンが長刀を三度振るう間に、計四度。
 馬鹿げた足し算である。そのような計算が、本来成り立つわけが無い。
 
 『両手に物を取ること、左右ともに自在とは叶ひがたし』

 五輪に記された前提。それこそ道理。それこそ二刀の真実。
 その理を、その瞬間、他ならぬ武蔵玄信こそが覆す────

「ぜ────ぇぇえええああ!!」

 双刀が十字を描く。首を刎ね飛ばす太刀の線。頭上より股間までを両断する脇差の線。同時に牙を剥いた長短二つの死は、速度、威力、精度共に太刀一本を振るっていた時と比べ、寸分も劣るものではない。
 個々で見れば単純な打ち込みは、しかし真実縦横同時に繰り出されればこの上なく厄介な代物だった。脇差を受ければ首が飛ぶ。太刀を捌けば身体が両断される。『セイバー』の豪腕であれば一足を踏まず刀の根元で斬ろうと、アサシンの身体を断つに過不足無い威力を出せる。
 ならば退路は、やはり後方にしかあり得なかった。かわすのは、間合いの短い脇差のみ。後方に飛ぶと同時、どれだけ不安定な体勢だろうと最速をもって太刀を捌かねば、この剣豪相手に生き残る術は無い。

 闇の中、一際大きな火花が散り、消えた。

 卓越した技術と粘りでアサシンは太刀を捌き、脇差をかわしきって見せた。両者の動きがそこで静止する。『セイバー』はそれ以上踏み込まず、アサシンもまた後退しない。
 先刻のように間合いを取らず死線の上に留り続けるアサシンを、『セイバー』はうっすらと睨みつける。

「どうしたアサシン。下がらねば死ぬぞ」

「どうかな。確かにそなたの言うとおり、下がれば斬られはすまいが」

 流麗に口元を歪める。斬り死に大いに結構。恐れるものは互いに一つ。

「それでは、退屈で死ぬかも知れぬ」
 
「よく言った」

 怒涛の剣戟が再び始まった。一歩下がれば長刀を生かす間合いが取れる。一歩踏み込めば脇差が届く。それを理解していながら、彼らは共に下がらず、踏み込まない。
 生涯最高の宿敵。決して巡りあう筈の無かった好機。それがここにある。なればこそ時間切れなどという幕引きだけは許せぬと、剣鬼は共に静かに猛る。
 長刀が最速を望み、太刀脇差が最良を志向する。剣速の一点を追及し始めたアサシン。ひたすら相手に勝らんと信念を曲げぬ『セイバー』。
 
 ────果てに行き着いたのは、群青の侍が先だった。



「────か」

 天才め、と『セイバー』は胸中で呟いた。一振りの長刀で二刀の手数を上回るための、最速超越。その発想の、何と単純で傲慢なことか。
 それを成し遂げる剣の、何と速く流麗なことか。
 
「────く」

 よいぞ、とアサシンもまた胸中で呟いた。斬れぬ。斬れぬ。最速を超越して、なおもこの男は斬れぬ。
 
「よくぞ在ってくれた、『セイバー』」

 その存在に、感謝する。これほどの技量。これほどの強さ。そして何より、これほどの二刀。
 
「これでこそ、無粋を承知で現世に留まり続けたかいがあったというもの────」

 何と────斬りがいのある男だ。



「たわけが。この程度で満足する気かよ、アサシン。」

 その歓喜を前に、まだ足らぬと獣が吼えた。アサシン佐々木小次郎、しかして名無し。その天才の欲の無さを笑い、無名の不遇を悟った。
 ────渇きが癒えたなら、飢えを満たせ。我らは共に、未だ至らぬ。

「────命を賭けているのだ!
 どうせなら、もう少し楽しんで逝け────!」

 豪腕がしなる。あたかも竿を振るように、右手の太刀がアサシンへと叩き落された。
 両者が見えてより初めて放たれた、『セイバー』渾身の一撃。先刻までの剣戟が児戯にすら思えるその威力を、アサシンは自身と刀の粘りで完全に受けきってみせた。
 そのまま反撃に転じようとしたアサシンは、交差した刃の向こうに『セイバー』の瞳を見上げる、と。
 
 獣の全身が、一回り大きく膨れ上がっていた。



「────!」
 
 

 ────五輪の水に曰く。
 それは、彼我の刃が密着した状態から太刀を振り上げずして敵を討つ、極意であるという────
 


「────ぬおあ!」

 腕、身、そして足。
 三点の力を解放すると同時に、段上という立ち位置を利用して全体重を加えたそれは、所謂“石火の当たり”と呼ばれる技術を応用した零距離からの打ち下ろしであった。爆発と形容するに相応しい力の全てが、アサシンの担う長刀の一点へと集約される。
 その瞬間、みしり、と。
 贋作が上げたその悲鳴を、誰かが聞いた。
 

別窓 | 月聖あなざー | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
状況
2006-11-02 Thu 20:06
 第二十話を更新。ついでに月聖「Road」の構成を少しいじくってみる。
 満足……とはいきませんが、今回はもう気力が尽きました。とにかく先に進みたい。そんな感じです。
 
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| 月の集積場 |
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